版元:文集文庫
著:杉本章子さん
デザイン:関口聖司さん
本の紹介
明治初年の東京を舞台に、「最後の木版浮世絵師」となった
小林清親の半生を描く傑作時代小説。

失われつつある江戸の情景への愛惜、一世を風靡した「光線画」の凋落。
時代の激動に呑み込まれて沈みゆく人々と自身へのやるせなさを噛みしめる清親の、優しさゆえの苦悩と新時代へかける想いが交錯する。

第100回直木賞受賞作。
ラフスケッチ・配色
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